日本緩和医療学会北海道支部学術大会で演題発表を行いました

8月26日札幌市内で「緩和ケアにおける多様性」をテーマに行われた表記大会に、島田医療福祉相談センター長が参加し、演題発表を行いました。
「在宅診療を受けている終末期患者の途中入院に関する実態調査」について、過去5年間に在宅医療を受け亡くなられた患者様を対象に調査した結果をまとめました。
がん・非がん別、在宅看取り・病院死別で整理を行い、がん患者では途中入院がない群よりある群で在宅看取りが多い傾向が明らかになりました。入院の理由では、「家族や本人の希望」が上位でした。
診療所のベッドの機能として、在宅から続く入院での緩和ケアと希望に沿って在宅へ帰るための退院支援が重要だと結びました。
参加者からは、がん末期の方が途中入院しても退院する方が多いことに驚いた。病床を持ち主治医が変らない強味であると感じた、という意見が出されていました。

座長、演題発表の方々と(島田センター長 左から2人目)

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