訪問診療 

訪問診療のご案内 (パンフレットPDF)

 当院は2018年より訪問診療をはじめました。現在、由仁・栗山・長沼の周辺3町の利用者さんに24時間体制の在宅医療を提供しております。当地域は、高齢化率が高く・お一人暮らしや老老世帯の方も多い現状がありますが、他の介護サービスと連携を行いながら、少しでも安心してお住まいで暮らし続けられるよう、在宅療養をサポートしてまいります。
 当地域は都市部に比べて介護資源が充足されていない地域ではありますが、当院の強みは、救急告示の有床診療所であること、併設老健があることです。在宅療養一本で肩肘を貼らずに、要所要所で入院・施設サービスを利用しながら、在宅・入院のハイブリットの療養を提案することができます。もちろん、ご希望があれば、たとえ独居だとしても、最期の日までご自宅で過ごされることも応援致します。

施設基準:機能強化型在宅療養支援診療所(在宅緩和ケア充実診療所)

当院の訪問診療は北海道在宅医療推進支援センターの先行的な取組として紹介されています(外部リンク

訪問診療のご相談は、医療福祉相談センター(090-2207-3701)までお願い致します

訪問診療対象地域

対応可能な医療

多くの治療や処置がご自宅でも行える時代になりました。
当院では、在宅療養に求められる医療行為全てに対して、個別に検討しております。
(医療用麻薬の持続注射、中心静脈栄養、関節注射、各種穿刺、褥瘡、胃ろう交換、人工呼吸器等)
院内常備デバイス:CADD-Legacy2台, テルモTE-361 2台,カフティポンプ2台
その他必要デバイスはレンタルで手配致します。

在宅医療の指標(2023年3月集計)

よくあるご質問

Q 訪問診療依頼にあたり、外来受診の必要性はありますか?

A 必要ありません。来院が難しければ、相談員が自宅・病院へ御説明に伺います。

Q 訪問診療依頼にあたり、訪問看護は必要ですか?

A 病状が不安定な患者様は利用が望ましいですが、訪問診療のみでも対応可能です。
  尚、近隣の訪問看護などの近隣の在宅医療資源は、HPを参照ください。

Q 必要時の入院先はどのようになっていますか?

A 個別に対応させていただきます。例えば、自宅から近い医療機関での入院を希望されている場合は、事前に希望医療 機関へ入院時の受け入れの相談を行います。
  尚、由仁町立診療所ではレスパイト入院、緊急入院の受け入れは可能です。

※レスパイト入院: 介護者の日々の疲れ、冠婚葬祭、旅行などの事情により、一時的に在宅介護が困難となる場合に期間を設けて入院することを指します。

Q (入院中の方へ)在宅療養か施設入所で迷われている状態での訪問診療や転院依頼は可能ですか?

A はい、可能です。当院は老人保健施設併設の有床診療所です。今後の療養の方向性が定まっていなくても、当院に転 院して頂いた後に、こちらで今後の療養方針をご本人、御家族様と検討することもできます。まずはご相談ください。

訪問診療パンフレット

パンフレットのPDFファイルは以下となります。患者様への説明などに印刷してご利用下さい。

訪問診療・訪問看護・訪問リハビリのご案内2023