「折れない心を育てるいのちの授業」を町内の小中学校で初開催しました
10月22日、由仁町立由仁小学校および由仁中学校にて、町内では初めてとなる「折れない心を育てるいのちの授業」が開催されました。この授業は、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会が認定した講師5名を町外からお招きし、診療所が学校、教育課と協力企画・実施したものです。
授業の目的は、子どもたちが自分やまわりの人の心の苦しみに気づき、支えを見出す力を育むこと。ホスピスの考え方をもとに、専門的な心のケアを子どもにもわかりやすく伝え、日常生活の中で実践できるよう工夫された内容となっています。
授業を受けた生徒たちからは、
「何が大切なのか、何を大切にしないといけないのかがわかった」
「苦しんでいる人の悩みを聞いてあげる存在になりたい」
「改めて自分に向き合うことができました」 など、心に響く感想が寄せられました。
授業の開催を企画した診療所の島田啓志所長より、「今日の授業が、みなさんの心をあたためて、これからの生きる力になってくれたらうれしいです」 という温かいメッセージが生徒の皆さんに送られました。
診療所では、今後も地域の子どもたちの心の健康を支える取り組みを続けて行きたいです。

認定講師と島田所長

