当院は日本在宅医療連合学会の在宅医療研修施設になりました

日本在宅医療連合学会では、在宅医療専門医養成のための研修プログラムを認定しています。
現在、北海道にはその研修プログラムが6つあります。その一つに当院のプログラムが加えられました。
プログラム名は「都会に近い田舎」で地域在宅医療を学ぶ です。
現在、北海道には在宅医療に関わる医師は数多くおりますが、在宅医療専門医はまだ19名しかおりません。
これまで、専門医資格を持たなくても、すばらしい診療をする先輩医師を目の当たりにしてきましたので、
個人的には、専門医をとることと診療の質は必ずしもリンクするとは思っておりません。
しかし、「医師不足の郡部で在宅医療・地域医療を実践しながら、ついでに専門医資格もとりたい」
というようなお考えをもつDrがおりましたら、ぜひともご応募いただければ幸いです。文責:島田

「北海道の国保」に掲載されました

北海道国民健康保険団体連合会発行の「北海道の国保」2021年11月号に、
当院連携看護師の取組が掲載されました。
訪問診療に同行する看護師が、地域の患者様の力になりたいと始めた
活動について、紹介しています。

インフルエンザワクチン再開について

12月に入荷の予定となりましたので、インフルエンザワクチンを再開します。
11月26日の再開時は、希望される方が大勢来院され、待ち時間も長くなり
大変ご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申し上げます。
次回は、事前に予約を受け付けますので、御協力をお願いします。

実施日:12月10日(金)10時~11時/14時~16時
    12月14日(火)10時~11時/14時~16時

予約受付は、12月から開始します。
窓口か電話で申込み願います。

そらち南農協青年部の皆様から野菜をいただきました

11月26日(金)そらち南農協青年部の方々が来所され、お米や野菜の詰め合わせの
贈呈を受けました。
青年部長の藤井裕様から、日頃の感謝の気持ちですと、久野所長に手渡されました。
久野所長は「これを食べてますます頑張ります。」とお礼の言葉を述べました。
青年部の皆様も健康に気をつけて、これからも美味しいお米や野菜をつくって
いただけるようお祈りします。
皆様の温かいお気持ちに応えられるよう、今後も安心と信頼の医療の提供に努めてまいります。


地域ケア会議学習会で「訪問リハビリの実績報告」を行いました

由仁町地域包括支援センターが主催する地域ケア会議学習会で、診療所の近野純平理学療法士が
「訪問リハビリの実績報告~リハビリ専門職が考える自立支援と多職種連携~」をテーマに
講演を行いました。
訪問リハビリを行っている事例について、要介護5である本人ができること、家族ができることを
ICF(国際生活機能分類)に基づき整理し、ご本人の目標に沿って、リハビリで行うことを明確にする
流れについてわかりやすく説明しました。
また、ご本人の目標を多職種が共有し、よりよいケアを行うための取組として、多職種ケアカンファレンス
の実施や情報共有ツール(南空知バイタルリンク)の活用を紹介しました。
学習会には、由仁・栗山・長沼町の医療介護関係者40人以上が参加し、訪問リハビリの理解を深めました。


第1回 空知南部在宅ケア連絡会(通称:けあれん)開催しました

南空知バイタルリンク(南空知医療・介護多職種連携情報共有システム)を
ご利用の皆様と、多職種で学び合うWeb学習会を開催しました。
まずは、当診療所の久野所長から、けあれんの開始について、「Zoomを使った勉強会を
通じて新しい時代の多職種連携に光がさせばと思った。これからも続くであろうコロナ禍で、
より深い連携推進の一助となってほしい」と、力強く皆さんにお伝えしました。
その後、今回の学習テーマである「みんなに知ってもらいたいオピオイド」について、
当医療福祉相談センター長の島田医師が講話を行いました。
講話終了後の質疑応答では、出された質問に対し、講師が応えるにとどまらず
参加者からも様々な意見をいただき、多職種で学び合う学習会となりました。
南空知の医療介護関係者50名を超える方々に参加していただきました。

講義「地域医療と介護の連携」を行いました

栗山町の北海道介護福祉学校において、島田啓志医長が「地域医療と介護の連携」について、講義を行いました。
栗山周辺地域の在宅医療の現状を伝え、これからますます地域に介護職が必要になる。医療と介護が連携して、介護が必要な方に関わることが、とても重要だと話しました。
地域で在宅医療を受けながら暮らす事例を紹介し、医療と介護がサポートし合い、最期までその方らしい生活を支えた連携の実際や、高齢者等の療養の場にある課題などにも触れました。
学生の皆さんはとても熱心に聴いていました。
将来、一緒に働くことができる方がいると、とても嬉しいです。

がんリハビリテーション研修会を受講しました

医師・看護師・理学療法士が、チームとして、がんリハビリテーション研修会をZoomで受講しました。
今後は、由仁町立診療所では、がん患者さんに対するリハビリテーションとして、がんやがんの治療により生じた
疼痛、筋力低下、障害等に対して、二次的障害を予防し、運動器の低下や生活機能の低下予防・改善することを
目的として種々の運動療法、歩行訓練、日常生活活動訓練などのリハビリが可能となります。
がんのため、町外に通院している方など、普段の生活での動きに不安がある方は、由仁町立診療所内 医療福祉相談センターまで相談してください。

CT検査機器が新しくなりました。

CT検査(コンピュータ断層撮影)はエックス線を使って身体の断面画像を作成し、
身体の内部を観察する検査です。2021年6月から16列マルチスライスCTを導入しました。
あらゆる部位の断層像(輪切り)や立体像(3D)の鮮明な画像が得られ、より精度の
高い診断が可能となりました。
検査時間は従来の約半分に短縮、エックス線による被ばくも軽減され、患者様の負担を
少なくし、安心して検査を受けていただけます。

新しいCTと山屋放射線技師

6月1日 金本一副所長着任!

金本一(かなもとはじめ)先生が、わが由仁町立診療所に来てくれました。
前職は追分菊池病院ということで、由仁町にもお世話になった方がいるかもしれません。
6月1日は、職員を前に着任の挨拶を行いました。
金本先生は、外来診療(火曜午後・金曜午前)と訪問診療も行います。
強力なスタッフを迎え、みなさんに安心の医療を提供できる体制が、また一歩前進しました。
住み慣れたこの地域で、自分らしく暮らしたいと思う方々の支えになれるように
診療所職員一同、力を合わせて取り組んでまいります!