北海道医療新聞に掲載されました
由仁町夏まつり 百足競争に参加しました!
8月4日(日)に開催された由仁町夏まつり百足競争に「みんなの診療所」チームで参加しました。
6人の選手が足首をロープで縛り、足並みをそろえて100mを走りタイムを競います。
久野所長が監督を務め、医師、看護師、理学療法士、放射線技師、保健師、事務と多職種でチームを組んで練習を重ねました。
残念ながら予選を通過することはできませんでしたが、自己ベストを更新し完走することができました。
みんなの診療所(No.39)
みんなの診療所(No.38)
北海道新聞に掲載されました
2024年6月11日(火)の北海道新聞(北海道新聞社)岩見沢南空知版に、当院の訪問診療の記事が掲載されました。
理解されにくい部分のある在宅医療について、とてもわかりやすく書いていただきました。
多くの方に療養の選択肢として、訪問診療、訪問看護等を知っていただきたいと思います。
プロモーション動画完成
◯ALSOKのホームセキュリティと在宅療養支援診療所の24時間往診がワンコイン(月500円)で!
<北海道由仁町の「診療所駆けつけサービス」のプロモーション動画完成>
https://yuni-clinic.com/?page_id=27
2024年4月、由仁町は緊急通報装置の設置要件を大幅に緩和し、80歳以上の高齢世帯などに拡大しました。それに合わせ、由仁町立診療所は従来の事業を「診療所駆けつけサービス(通称:駆けつけ)」とリニューアルし再展開を図っています。この「駆けつけ」は、ALSOKと診療所が連携し、24時間体制で利用者の体調不良に対応するシステムです。ガードマンが現場に駆けつけ、往診依頼を確認し、電話連絡を受けた看護師や医師が自宅に駆けつけます。 このサービスが地域に浸透すれば、訪問診療の契約がなくても、当院の受診歴がなくても、いざという時に往診依頼ができるようになります。
◯患者さんのメリット 当院は在宅緩和ケア充実診療所であり、診療単価も高いため、訪問診療を提案しても、その高い医療費(1割負担で4,000円/月)から在宅医療を拒否し外来通院を続ける方も少なくありません。その点、「駆けつけ」は当院の通院歴問わず月500円で登録できます。(別途、往診時の医療費は保険診療で請求)
◯外来医療機関へのメリット 訪問診療に早期に移行しなくても24時間体制往診が確保されるため、虚弱な方も安心して外来通院を続けられます(外来通院の最大化)。往診があったタイミングが通院困難の証でもあり、在宅医療にシフトするタイミングとして把握できます。
◯在宅医療機関のメリット 地域住民に講演などで在宅医療を紹介しても効果が限定的と感じています。「私はまだ、大丈夫」という認識を持つ方も少なくありません。しかし、サービスを利用し往診を体感してもらえれば、外来通院から在宅医療に移行するきっかけになり得ます。
◯救急医療機関のメリット 医学的重症度ではなく在宅療養困難を理由に救急要請し入院となる場合があります。駆けつけによって、救急要請前に、自宅にて治療の医学的適応や患者の意向を踏まえて今後の療養方針を検討できる機会を得られます。話し合いによっては「駆けつけ」時点から急性期の在宅ケアを展開することも可能です(往診後、特別訪問看護指示で14日間の医療保険の当院の訪問看護介入を想定)。これにより、緊急入院を抑制し地域の救急医療機関の負担を軽減する可能性があります。
◯医療経済への影響 このようなシステムが実現できれば、在宅・外来だけでなく入院の境界も曖昧になり、過剰な在宅や入院が抑制、医療資源を最適化して利用できる可能性があります。