出前講座を行いました

 5月9日、川端老人福祉センターで出前講座を行いました。
 地域の高齢者のみなさんに由仁町立診療所の取組を知ってもらうため、緊急通報装置設置者を対象に由仁町地域包括支援センターやALSOKと連携して行っている「ゆにクリホットライン24」を題材とした紙芝居と寸劇を行いました。
 島田医長、前田相談員、濱道保健師による寸劇では、参加した川端交楽会会員20人のみなさんが熱心に見入っていました。
 その後の座談会でも、日頃感じている生活上の不安など意見交換や活発な質問が交わされました。

空知南部医師会学術講演会~地域医療を考える会~

2月25日空知南部医師会学術講演会が催され、Zoom配信されました。
「地域医療における在宅医療」のテーマで、久野所長が講演しました。
自身の職歴を振り返り、地域医療に関わり続け現在は由仁町立診療所で在宅医療を行っている。
この地域の後期高齢者は、これからもしばらく増え続ける。
空知南部医師会の在宅事業である「在宅医療と介護の相談窓口」「在宅医療サポート事業」を推進し、この地域の今後の在宅需要に応えたいと話しました。
質疑では、座長の栗山赤十字病院天崎院長と、在宅医療にかかわる人材の継続性について意見を交わしました。

介護福祉学校の研究報告会に行ってきました

令和3年12月 北海道介護福祉学校の学生さんが、在宅で療養している方たちのことを学びたいと、当院の訪問診療に同行しました。自分たちの研究テーマに沿って、在宅医や利用者さんへのインタビューを行いました。その結果を発表する地域活動研究報告会の御案内をいただき、出席させていただきました。
訪問診療に同行し、利用者さんが医師や看護師に生活上の不安を相談する場面を見て、安心して生活するために医療が行えることを感じ取り、発表してくれました。
ほかにも、利用者さんの立場になり、地域で安心して暮らすための相談場所や、社会参加の機会についても、課題提起がされていました。
まもなく介護福祉士として、現場で働く皆さんのことを、とても頼もしく感じました。

利用者さんへのインタビュー
在宅医へのインタビュー
報告会
発表終了後の笑顔

当院は日本在宅医療連合学会の在宅医療研修施設になりました

日本在宅医療連合学会では、在宅医療専門医養成のための研修プログラムを認定しています。
現在、北海道にはその研修プログラムが6つあります。その一つに当院のプログラムが加えられました。
プログラム名は「都会に近い田舎」で地域在宅医療を学ぶ です。
現在、北海道には在宅医療に関わる医師は数多くおりますが、在宅医療専門医はまだ19名しかおりません。
これまで、専門医資格を持たなくても、すばらしい診療をする先輩医師を目の当たりにしてきましたので、
個人的には、専門医をとることと診療の質は必ずしもリンクするとは思っておりません。
しかし、「医師不足の郡部で在宅医療・地域医療を実践しながら、ついでに専門医資格もとりたい」
というようなお考えをもつDrがおりましたら、ぜひともご応募いただければ幸いです。文責:島田

「北海道の国保」に掲載されました

北海道国民健康保険団体連合会発行の「北海道の国保」2021年11月号に、
当院連携看護師の取組が掲載されました。
訪問診療に同行する看護師が、地域の患者様の力になりたいと始めた
活動について、紹介しています。

インフルエンザワクチン再開について

12月に入荷の予定となりましたので、インフルエンザワクチンを再開します。
11月26日の再開時は、希望される方が大勢来院され、待ち時間も長くなり
大変ご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申し上げます。
次回は、事前に予約を受け付けますので、御協力をお願いします。

実施日:12月10日(金)10時~11時/14時~16時
    12月14日(火)10時~11時/14時~16時

予約受付は、12月から開始します。
窓口か電話で申込み願います。

そらち南農協青年部の皆様から野菜をいただきました

11月26日(金)そらち南農協青年部の方々が来所され、お米や野菜の詰め合わせの
贈呈を受けました。
青年部長の藤井裕様から、日頃の感謝の気持ちですと、久野所長に手渡されました。
久野所長は「これを食べてますます頑張ります。」とお礼の言葉を述べました。
青年部の皆様も健康に気をつけて、これからも美味しいお米や野菜をつくって
いただけるようお祈りします。
皆様の温かいお気持ちに応えられるよう、今後も安心と信頼の医療の提供に努めてまいります。


地域ケア会議学習会で「訪問リハビリの実績報告」を行いました

由仁町地域包括支援センターが主催する地域ケア会議学習会で、診療所の近野純平理学療法士が
「訪問リハビリの実績報告~リハビリ専門職が考える自立支援と多職種連携~」をテーマに
講演を行いました。
訪問リハビリを行っている事例について、要介護5である本人ができること、家族ができることを
ICF(国際生活機能分類)に基づき整理し、ご本人の目標に沿って、リハビリで行うことを明確にする
流れについてわかりやすく説明しました。
また、ご本人の目標を多職種が共有し、よりよいケアを行うための取組として、多職種ケアカンファレンス
の実施や情報共有ツール(南空知バイタルリンク)の活用を紹介しました。
学習会には、由仁・栗山・長沼町の医療介護関係者40人以上が参加し、訪問リハビリの理解を深めました。


第1回 空知南部在宅ケア連絡会(通称:けあれん)開催しました

南空知バイタルリンク(南空知医療・介護多職種連携情報共有システム)を
ご利用の皆様と、多職種で学び合うWeb学習会を開催しました。
まずは、当診療所の久野所長から、けあれんの開始について、「Zoomを使った勉強会を
通じて新しい時代の多職種連携に光がさせばと思った。これからも続くであろうコロナ禍で、
より深い連携推進の一助となってほしい」と、力強く皆さんにお伝えしました。
その後、今回の学習テーマである「みんなに知ってもらいたいオピオイド」について、
当医療福祉相談センター長の島田医師が講話を行いました。
講話終了後の質疑応答では、出された質問に対し、講師が応えるにとどまらず
参加者からも様々な意見をいただき、多職種で学び合う学習会となりました。
南空知の医療介護関係者50名を超える方々に参加していただきました。

講義「地域医療と介護の連携」を行いました

栗山町の北海道介護福祉学校において、島田啓志医長が「地域医療と介護の連携」について、講義を行いました。
栗山周辺地域の在宅医療の現状を伝え、これからますます地域に介護職が必要になる。医療と介護が連携して、介護が必要な方に関わることが、とても重要だと話しました。
地域で在宅医療を受けながら暮らす事例を紹介し、医療と介護がサポートし合い、最期までその方らしい生活を支えた連携の実際や、高齢者等の療養の場にある課題などにも触れました。
学生の皆さんはとても熱心に聴いていました。
将来、一緒に働くことができる方がいると、とても嬉しいです。